食後と就寝前の歯磨きで口臭予防!

食後と就寝前の歯磨きで口臭予防!

INDEX

  • 歯ブラシの選び方
  • 効果的な歯磨きの仕方とは?
  • 歯磨きをする時間にも注意が必要

口臭を防ぐために、食後や就寝前には歯を磨きましょう。歯磨きは、1日3回程度行うのが理想です。

歯磨きの回数が少なすぎると、口の中の汚れをきちんと落とせずに、バイオフィルムがたまって口臭の原因となります。しかし、反対に多すぎても、歯ぐきを傷める原因になりかねません。

口臭予防のためには、朝食後、昼食後、就寝前の3度の歯磨きが基本です。就寝中は口が乾燥して細菌の繁殖が起こりやすいため、就寝前の歯磨きは特に丁寧に行う必要があります。

 

歯ブラシの選び方

歯ブラシは、常に清潔で毛先の広がっていないものを使ってください。1ヶ月に1回が交換の目安です。いくら毎日歯磨きをしても、汚れた古い歯ブラシを使っていては、口の中の清潔を保てないのです。

歯ブラシの毛は、細めであまり硬すぎないものを選びましょう。ヘッドの大きさは親指の先の幅くらいのものが適切です。また、毛先がジグザグにカットされているものもありますが、フラットな形状のものの方がしっかり磨けます。

 

効果的な歯磨きの仕方とは?

効果的な歯磨きをするポイントは以下の通りです。

1.歯ブラシを濡らさずにヘッドの3分の1から2分の1程度の歯磨き粉を付ける
歯ブラシを濡らすと口の中が泡だらけになって、長時間の歯磨きができません。歯ブラシは濡らさずに使いましょう。

2.歯に垂直にヘッドをあて、1本あたり20~30回ほど小刻みに動かして順に磨いていく
歯ブラシは鉛筆を持つときのように持ち、軽く歯にあてます。歯と歯ぐきの境目は斜めに毛先をあてるようにしてください。

3.うがいをしすぎない
歯磨きの後のうがいは、1回で済ませるようにしましょう。歯磨き粉の成分が口の中に残ることで、より高い歯磨き効果を得ることができます。

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシで歯の間の掃除をすることも大切です。歯ブラシの届かない部分は、こういったプラスワンアイテムを使ってケアしましょう。

歯磨きをする時間にも注意が必要

歯磨きは、いつしても良いというものではありません。食後すぐに歯を磨くと歯を傷つける恐れがあるので、そういう場合は、食後1時間以上経過した後で磨いてください。

また、朝起きた後の歯磨きは、夜中に増えてしまった口の中の細菌を除去する効果がありますが、朝食を食べた後と朝起きた後のどちらかであれば、朝食を食べた後で磨く方がより効果的です。朝の歯磨きは、朝食後に行いましょう。