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口臭対策としての歯ブラシの重要性は?

作成日:2016/09/08
更新日:2021/04/16

ほとんどの方が、毎日の習慣として歯磨きを行っているでしょう。歯磨きは、口臭の予防・改善にも大きく関係します。口臭の原因の多くは、口腔内の雑菌。食べ物のカスや歯垢・歯石にくっついた菌、もしくは虫歯や歯周病によって発生する菌によって悪臭が発生します。そのため歯磨きによって口腔内を清潔に保つことは、口臭を抑えたい方にとっても重要だと言えるでしょう。

しかし、間違った歯磨きの仕方では意味がありません。ただなんとなく歯ブラシを動かしているだけでは、隅々までキレイにできません。正しい歯磨きの方法を知り、効率的に口臭の原因を取り除いてください。

歯磨きのタイミング


食べた後と寝る前に歯を磨くよう心がけましょう。ただし食べた後すぐに磨くと、唾液によってお口のpHがまだ中性に戻っていないため、歯のエナメル質を痛めてしまうことも。食後30分程度経ってから磨くと良いでしょう。また、寝る前の歯磨きは、就寝中の菌の活性化を抑えるためにも重要です。より丁寧に行うよう心がけましょう。

短時間で歯磨きを終わらせてしまう方もいますが、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間にもきちんと当てて、一本ずつしっかりと丁寧に磨きましょう。

正しい歯の磨き方


歯ブラシは鉛筆を持つ時のように、人差し指と親指で持ちましょう。力を入れずに、優しく磨いてください。

ブラッシングの方法
・前歯から奥歯へと磨いていきます。歯の根元まで届くように、唇の内側にしっかりと歯ブラシのヘッドを入れましょう。
・歯ぐきに近い部分は、歯ブラシを45度に傾けて小刻みに動かします。歯というよりも歯と歯ぐきの間を磨くよう意識することがポイントです。
・歯の表面は歯ブラシを90度に傾けて、1本1本を磨くように、正面・右横・左横を細かく磨いていきましょう。

歯と歯の間の手入れも忘れずに


歯と歯の間は、どうしても歯垢が残りやすい部分です。歯ブラシだけではなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどの歯間クリーナーを使ってしっかりと汚れを落としましょう。

・デンタルフロスの使い方
ピンと糸が張っている状態で、前後にゆっくりと動かしながら歯間に上から下へとスライドさせていきます。歯ぐきを傷つけてしまわないよう、力まずに鏡を見ながら行うことがポイントです。

・歯間ブラシの使い方
自分に合ったサイズの歯間ブラシを選ぶことがポイントです。使いたい部分の歯ぐきの隙間に挿入し、無理なく動かせるものを選びましょう。強く擦らず、優しくゆっくり前後に動かしてください。

執筆者:ブランドチーム