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歯周病と歯肉炎の違い

作成日:2016/07/26
更新日:2021/04/16

歯周病って何?


歯周病は歯ぐきの病気で、日本では現在、20歳以上の約72%、40代~60代では80%以上が歯周病にかかっている*と言われています。
*厚生労働省23年歯科疾患実態調査 N = 4,253人

歯周病のサインは?


歯ぐきの病気のサインは見逃されやすいものです。もしも歯ぐきが赤く腫れていて、歯磨きやフロスの使用時に歯ぐきから出血する場合は、歯周病の初期段階、歯肉炎にかかっている可能性があります。

歯周病を引き起こすものは?


歯周病はバイオフィルムによって起こる感染症です。歯磨き、デンタルフロスやマウスウォッシュの使用など、毎日のオーラルケアを怠ると、食べ残しなどが歯の表面や歯間部に残り、ネバネバした細菌の膜を作り増殖。これが時間をかけて歯や歯ぐきにダメージを与える原因となります。歯周病は痛みの信号がほとんどない病気で、気づいた時にはうっかり手遅れなんてこともあります。

歯周病は予防することはできる?


まずは適切なオーラルケアを通して、歯周病の初期段階である歯肉炎をきちんと予防しましょう。 歯磨きに加えて、デンタルフロス、そして薬用のマウスウォッシュでお口全体のバイオフィルムをきちんと殺菌することが大切です。

歯肉炎の治療法は?


歯肉炎の治療で最も重要なステップは、歯磨きやフロッシングをした時の出血や、歯ぐきの腫れなど、初期段階の症状を無視しないことです。これらの症状が現れたら、早めに歯科検診を受けることをお勧めします。 初期の軽度の段階の歯ぐきの病気は予防することができます。 しかし放っておくと、歯肉炎が進行してより深刻な歯ぐきの病気に発展することがあり、これは大人が歯を失う原因の第1位となっています。

執筆者:ブランドチーム