薬用マウスウォッシュ(デンタルリンス)の選び方
作成日:2016/07/29
更新日:2021/04/16
薬用マウスウォッシュ(デンタルリンス)というのは、口の中に含んですすぐことで効果が得られるもので、歯磨き粉のようなペースト上ではなく、液体であることが特徴です。 口に含んですすぐことで、口全体に殺菌成分が広がり、口の中の細菌や気持ちの悪いネバツキを除去してくれます。自分に合ったものを選び、効果的に利用して口腔ケアを行いましょう。
薬用マウスウォッシュ(デンタルリンス)の種類
一般的にマウスウォッシュといわれている製品には大きく分けて医薬部外品のものと、化粧品の2種類があります。 医薬部外品は口内を殺菌する薬用効果があり、化粧品は薬用成分が配合されていないため一時的に口内を爽快にするものになります。
歯周病の大きな原因となるバイオフィルムを殺菌・除去し、口臭や歯肉炎を防ぐことができるのは、医薬部外品の薬用マウスウォッシュ(デンタルリンス)で、薬用リステリン®もそのうちの一つです。
薬用マウスウォッシュ(デンタルリンス)の選び方
・用途で選ぶ
洗口液と液体歯磨きには、どちらにも口の中全体をさっぱりさせる効果があります。歯磨き粉の代わりに使いたいのか、歯磨きプラスワンのアイテムとして使いたいのかによって選択するようにしましょう。
・成分で選ぶ
薬用マウスウォッシュ(デンタルリンス)の中には、アルコールの入っているものといないものがあります。子供はノンアルコールで味の刺激の強くないものを選ぶようにしましょう。反対に、大人で清涼感を味わいたい人は、ミントが強めのものを選ぶといいでしょう。
さまざまな種類がありますので、使用者の用途や好みに合わせた多様な選択が可能です。
薬用マウスウォッシュ(デンタルリンス)の効果と必要な理由
・洗口液
洗口液は、口の中をさっぱりさせるだけでなく、口臭や歯肉炎の予防にも効果があります。歯ブラシで歯を磨いた後で洗口液を使うことで、歯だけでなく、口の中全体の細菌に対して働きかけることができます。
・液体歯磨きとペースト状歯磨きの違い
液体歯磨きとペースト状の歯磨き粉の違いの一つは、研磨剤が入っているかどうかです。研磨剤が入った歯磨き粉は、ステインと呼ばれる歯の着色を効果的に除去できます。一方、液体歯磨きはお口のすみずみまで行き渡り、全体を簡単にケアすることができます。
種類や効果を理解したうえで、自分の生活スタイルに合ったものを選び、オーラルケアをおこなっていきましょう。